真面目に考えた答え。

レポートには転載禁止、ですよ?

以前提出したレポートを、座席引っ越し作業中に発見しました。
今回はその抜粋を載せます。問題文は書きません。良く読めば書いてあるので。そして、わかる人にはどの授業の課題かわかるかも。
この文章をそっくりそのまま課題に書いたりしないでくださいね。良い評価はもらえないでしょうから。

主観により、ロボットについて真面目に考える。


私は,ロボットのインタフェイスは,ロボットと人間とが相互作用(互いに行動しあい,向上)するためのインタフェイスだと考えている.


ロボットと人間とが会話するためのインタフェイスならば,言葉が必要である.せめてロボットの設置された場所や時節に即した会話だけでも,スムーズにこなせるだけの言葉・会話を知識として持ち,駆使できなければならない.しかし,このロボットが「話しかける」「話す機能を持っている」と思われなければ,会話が始まらない.相互作用以前の問題である.


よってロボットは,自分の持つ機能をわかりやすく示すデザインでなければならない,と考える.ロボットのインタフェイスのために必要な理論は認知心理学であり,アフォーダンスである.


アフォーダンスという言葉は,「事物の知覚された特徴あるいは現実の特徴,とりわけ,そのものをどのように扱うことができるかを決定する最も基礎的な特徴」の意味で使われている.


参考にした書籍が「誰のためのデザイン?」であったせいかもしれないし,ノートPCが遅くてかなわないと,最近iMac/MacBookを手に入れたせいかもしれないが,デザインがそれなりになっていないと,ものすごく使いにくいことに気づいた.使いにくいシステムや機械をわざわざ使う必要はないわけで,使いやすいものがあったらそちらを選べばいい.ロボットだってそうだろう.ものすごく扱いにくいロボットの用途は,博物館に並べる以外思いつかなかった.


AIBOは犬の姿をしている.動作が犬に似ている.見て触れれば愛玩用ロボットであるとすぐわかる.会話はおそらくできないだろうと推測できる.実際の犬は喋らないからだ.喋る機能を期待されない,とも言える.


工場にある作業用ロボットアームに喋る機能を期待する人も少ないだろう.もしスピーカがあったなら,そこからは警告音が鳴るのかもしれない.


お喋りロボットを,「会話ができる」ことをアフォーダンスとしてユーザーに受け取ってもらおうとしたならば,どのようなデザインであればいいのだろう.


いくつかのおもちゃから連想したのは,人に似せたロボットだった.人の姿かたちに似ていることは,人間がロボットを擬人化することを考慮に入れると,会話をしやすくするのではないか.さらに,顔に表情があった方がノンバーバルなコミュニケーションが可能になり,「会話」そのものが充実するであろう.人間にどのように見えるか知っていること,どう見せるかが重要なのだ.


個人的な意見を書けば,本当に人間そっくりのロボットは,どんな機能を持つかまったくわからない.鉄腕アトムは,見た目の年頃の子どもができること=彼の持つ機能の一部だろうと思われる.しかし,彼の手足には…ということは秘密なのだ.実際にアトムが販売されるとしたら,その手足や力が彼の売りになる.宣伝してひけらかさざるをえなくなる.見た目ではわからないなら,実演して見せなければならない.


見た目だけで機能も操作の仕方もわかってしまうロボットはとても販売しやすいだろう.使用方法は説明するまでもないから,すぐ使ってもらえる.値段がネックにならなければ広まることだってあるかもしれない.ロボットのインタフェイスが見た目や機能のデザインに配慮されている前提での話である.

ここまで読んでくださってありがとうございます。

いろいろ反論は有ると思います。破綻している、と思われたかもしれない。
自分は今この文章を読んで、「課題としてはどのくらい評価されたかな」と不安に思いました。


最後の2段落が書きたかったんでしょうね。
自分の文章だとすぐわかる。「こういう書き方をしてはいけない」お手本みたい。
だいたい締め切り1時間前に書き終わったであろう代物、質は大したこと無い。
ただ、実際に体験したこと、なんとなくでも考えていたことをぶつけるうち、書くのが楽しくなってしまったのだと思います。
…すいません。