スプリット。

明日の実験に使うソフトをインストールしに学校へ。
今期は火・木曜がお休みだから、インストールが終わっていれば学校来なくてもよかったんですが…。
家でものんびりはできないんだけどね。お仕事あるから。


で、インストールが終わったあと、ふと思い出していつもお世話になっている学科の先生の部屋へ。
ちょっと進路相談。


進学うんぬんの話も出たのだけど、去年までは進学する気満々だったくせ、今の私はあまりその気がないんです、という話になった。
なんでだろう、と自分でも不思議に思っていたけど、去年と何が変わったか考えてみればまあ、簡単なことだった。


ばかばかしい話なんだろうな。
目の前、というか去年の自分の前にはとにかく課題があって、それをこなしていくしかなくて、だから勉強以外に力を割くことなんて考えられなかった。
他のことを考えられたとしたら、多少自分の身体のこととか、そのくらいだったと思う。他のことはないがしろにしていたね。


あたりまえだけど、マンガとか雑誌とか本を読んでいたし、音楽も聴いてはいた。ただ、比重がどちらが重いか、という話。
娯楽に走っても、そのうち勉強に戻れるくらいには白黒はっきりしていた。
今思えば、気晴らしに甘いもの食べ過ぎて太ってたんだなー…。


つまり、目にうつるものが変わったんだ。
興味のある何かが、ちらつけば気になるに決まってる。


いつか、また勉強に夢中になるようなときが来て、だから進学したとしても、前と同じにはきっとなれない。
価値観ってほどおおげさじゃない、やり方とやりたいことを変えたんだろう。
だから進学が必要な理由、意味と価値がわからなくなった。
こんなやさしいことにも気づかなかったんだね。


酷い話を最後にすると、私は多少おいしいとこ取りもちょっと汚い手段も選ぶと思うんだけど、ためらいたくはない。特にこのことに関しては。