触れかた/接触方法。

今日も今日とて、実験の課題がちっともわからなくていろんな人に迷惑かけた。
私は課題をしながら、論文の修正をしている人に向かって質問なり考えなり関係はないであろう八つ当たりなりをして、ある程度すっきりしてから、やってしまった事実に気づいた。
気づくのが遅いとかさておき、仕事の邪魔をするのは本意ではなかったってそれだけをきちんと伝えても、あまりに口先ばかりに聞こえる。


だから行動で示すことにした。


基本みなさん多少は疲れてるので、これだけは少し自信がある、かもしれない…マッサージ。
だいたいよろこんでいただけて、私もついでにうれしい。
肩甲骨の内側をこぶしでなぞるのがいいみたい。
くすぐったがりの人には少し肩をたたくぐらいしかできないけど。


ここまでにちょっとブランクがあって、いろんな人にするようになってようやく感覚を取り戻せた。
ほとんど首筋・肩・背中しかしてあげられないのだけど、本当は腰・脚側の方を重点的に教わってる。
でも寝転がってもらわないといけないし…。


少なくとも「話す」以外のツールで、人に触れる(文字通り)。
おそらく自他共に認めてますが、スキンシップがすきなので、嫌だと思ってマッサージすること、されることはまずない。
くすぐったがりの人にもある程度耐えられるようにしてみたりその辺は自分の技術向上のためでもある、でも本気で嫌がられたらすぐやめる。というかもう三度としない。
(経験上二度はする。拒否の範囲・原因をうかがう意味で)
なんの関係もない人にまではさすがに触らない。触れない。
…何が言いたいのかわからなくなってきたけれど、記録に残しておくと後が楽なので、最後らしきところまで書いておく。


もちろん服の上から触るから、察することはできても一切をわかったとは言えないんでしょう。医者ではないし。
凝りの具合、疲れの原因、痩せたの太ったの、熱のあるなし、…つまり身体の状態。健康であるかどうか、一応の判断はつく。
マッサージすると凝ったところと一緒にどこかも緩むのか、口から思いがけない言葉を聞くこともある。


実は(教わったこととして)直接肌に触れることを避けているので、ちょっとなまなましい言葉が飛び出したとき、それこそ直接触れてしまったようでこわかったり。
じゃあ触らなければいいとも思う、けど、飛び出した言葉を無理やり聞かされたわけじゃない。
それを覚えといても忘れてもいい、自分に委ねられているなら私は自分がそれを知れたことに安堵したい。
知らないよりは知っていたい。
取り消されたことまでは必死に覚えたりしないだろうけど。


本気で拒まれること以外はあまりこわくなくて、だから自分から触れることに関するためらいはないんだと思う。
この接触手段だと、相手の顔を見ないことはあたりまえで、自分がしたいように、する気ならできるでしょう。
話すこともできる。
そうして相手のことにかまけて、自分のことは出す必要もないわけで。
私にとって一方的に情報の開示される、楽なやり方であることは否定しない。