homebrewアップデート/アンインストール
homebrewを使っていて、ちょっとわからなかったことや覚えておくと良いコマンドをまとめてみました。
もしかして、みなさん知っている情報だったらすみません…。
homebrewのヘルプは brew -h で見られるのだけど、マニュアルは brew man ではなくて man brew。…いつまで経ってもマニュアル見られないわけですね。
homebrewのアップデート
homebrewそのものが更新された場合や、Formulaが追加・変更された場合に実行するコマンドはこちら。
ときどき実行すると良いかもしれません。更新されていた場合はgithubからインストールされます。
$ brew update
(追記 2011-08-04)「エラーが出ちゃった!」というときは。
上のコマンドを実行したら、エラーが出ちゃってあわわわわ!
そんなときは、以下のページを参考にしてみてください。
私は、「3.エラーの解消」以下を参考に実行してみたところ、無事アップデートできました。
homebrewでパッケージのアップグレード
アップグレードとアップデートの違いは、アップデートが『ソフトの小規模な更新を指し、不具合の修正・わずかな機能向上などが提供される』のに対して、アップグレードは『ソフトに大幅な改良がされ、新バージョンとして公開されること』。
パッケージのバージョンが上がりましたんで、インストール済のパッケージをアップグレードしましょう、というコマンドはこちら。
brew outdated というコマンドは、もともと、Formulaが更新されたもの≒アップグレードしたパッケージを表示するものです。ここで表示されるはずのパッケージをインストールして、旧式から最新の状態へと更新します。
同じようにアップグレードしてくれる、もっと短いコマンドはこちら。
$ brew upgrade
そのまんまですね。このコマンドを実行するときは、先に homebrewのアップデート コマンドを実行してください。Formulaの更新がされている必要があるはずです。
homebrewアンインストール
今のところMacPortsに戻すつもりは一切ないですが、一応知りたかったので。
何度か調べたのですが、日本語では引っかからない。じゃあ英語で、と思って調べたらありました。
GitHub - Homebrew/legacy-homebrew: 💀 The former home of Homebrew/homebrew (deprecated) の Uninstallation にばっちりと。
実行して確認してはおりません。homebrewすきなので。こちらを実行するとアンインストールできるようです。
$ cd `brew --prefix`
$ rm -rf Cellar
$ brew prune
$ rm -rf Library .git .gitignore bin/brew README.md share/man/man1/brew
$ rm -rf ~/Library/Caches/Homebrew
このコマンドの下の説明をざっくり翻訳しました。間違っているかもしれません。
『あなたが /usr/local 以外のディレクトリにインストールした場合は、インストールする前の状態に戻るので注意しなければなりません。あなたが(homebrew以外を使って)新しいものを加えなかった場合に限り、(加えた)その場合には、そこに残ります。』
デフォルトのままであまりいじってくれるな、というふうに解釈しました。ユーザがいじくりまわすと、アンインストール時に良くないことがありそうです。(おそらく、自分で追加したパッケージに関するファイルが残ってしまう、など?)